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二十日正月



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昔の、のんびりした時代でも、20日を限りに正月気分を脱しました。
正月用の年肴の骨や頭も、この日で食べつくすというので、骨正月、かしら正月などとも言います。ごちそうも餅も、この日でおしまい。だから当日は、年神棚にも、ほんのしるしばかり粗末な供えものを載せました。こじき正月とか奴正月とかいうのは、その為で、15日の小正月の飾りものも、20日には取り納めます。
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京阪地方では近世ブリの骨を煮て食べるので骨正月といいます。ブリは小より大に至るに従って次第に名を変えます。成長につれて名が変るように人も師の教によって心の徳が増すことを祝います。師は人の孝悌(こうてい)の道を教え、天下を治める道さえも知らしめるものです。そこで、縁起のよい魚偏に師の字を書いた鰤(ブリ)を用いたと言われています。また、団子を作って食べるのでこれを二十日団子といいます。また、赤小豆餅を食べ赤飯を蒸します。まだまだ正月気分が抜けきれない感じです。



あれから5年が過ぎました
脳幹出血で倒れてから今日でちょうど5年が経ちました。
再発を心配して過ごした5年間は少し体調がおかしいと再発を心配しました。
今度、再発したら…「もう、がんばれないだろうな」と思いながら過ごす。
救急車を待つ間に視野がだんだんと狭まっていく苦しさや、救急車の中で心臓がすごくドキドキして目を閉じてしまったら死んでしまうという恐怖。そして、何よりも頭が腫れて大きくなっているような言葉では言い現せない苦痛。
健康な時のように歩こうと消灯後常夜灯のついた暗い待合室のウンターにつかまりながらの一人リハビリ・・・「何で立てないのか?」なんでなんでとの思いから病院のベッドで泣いた事もありました。
入院中の皆さん 療養中の皆さん がんばってください。

by asahi2kumi | 2006-01-14 01:12 | 歳時記